カルチャー

[勇者選抜試験]インタビュー File.2 グレン=マッケンさん

テラウォーカー編集部が送る、勇者候補生への突撃インタビュー!本日は第二回目、世間を度々にぎわせているあのバンダナ男の登場です。

テラウォーカー編集部(以下、編集部):
 昨日は散々でしたね。

グレン=マッケンさん(以下、グレン氏):
 いきなりそれかい。あんたも容赦ねーな。まぁよ・・・店に迷惑かけたことは申し訳なく思ってるよ。

(グレン氏、頬のガーゼを触る)

グレン氏:でもあいつだけは許せねぇ!!

編集部:
 あいつというと、例の金髪の男ですか?

グレン氏:
 そうだ。あの野郎、カナン村のド田舎出身のくせに生意気にもこの俺に魔法に対する考え方がなってないだの、野蛮だのと、くそっ。思い出しただけでも腹たってきたぜ。

(グレン氏、目が殺気だつ)

編集部:
 そういえば、あなたはマッケン家の方でしたね。

グレン氏:
 まあ養子だけどな。おかげでガキの頃から魔法杖の工房で仕事させられてたから、その辺のやつに魔法で負ける気はしないね。

編集部:
 それはすごい幼少期ですね。でも、工房で仕事ができる魔法技術者がどうして勇者になろうと思ったんですか。

グレン氏:
 俺の夢は、世界一の魔法杖を作って、マッケンテクノロジーをユニシア大陸一のメーカーにすること。そのためにはベルメールにあるオリハルコンって金属が必要なんだ。

編集部:
 ベルメールというと現在は魔王軍に侵略されていて、通常では訪れる手段がありませんね。

グレン氏:
 そこで「勇者」の出番ってわけよ。

編集部:
 なるほど。確かに勇者なら任務の遂行中、訪れる機会があるかもしれませんね。

グレン氏:
 そうゆうこと。ついでに魔王ぐらい俺が倒してやるよ。

編集部:
 それは頼もしい。最後に何か一言ありますか。

グレン氏:
 おい、金髪の田舎モン。てめぇもこの記事見てたなら試験に参加して俺と勝負しやがれ。レベルの違いってやつを見せてやるよ!!

編集部:
 本日はありがとうございました。