仮想マナ交換事業者マナチェック(グランドール王国)が、仮想マナ「ELF」約500億マニー相当をハッキングされて流出したと記者会見で発表した。記者会見は本日(20日)16時から約1時間ほど行われ、マナチェックのCEOであるゴックス氏と同社COOのリィ・プル氏が姿を見せた。
ゴックス氏の口頭説明では、今回のハッキングは魔王軍の仕業によるもので、犯人を特定することは
非常に難しく、長期戦になるとの見解を示した。
「流出したELFを持っていた人に、何らかの補償をする予定はあるのか。」という記者の質問に対し、「現在検討中だが、法律では魔物によって起きる事件は天災の一つであることをご理解頂きたい。」と語気を強めて発言する場面があった。
魔王軍の本格侵攻以降、一時は1ELFが400マニーを越え、価格が暴騰していた「ELF」が、今回の騒動を受けて、現在(7月20日17時30分頃)1ELFが83マニー前後まで急落している。