先ほど、歴史研究家のケビン=サザーランドさん(37)が、昨日テペロ山の奥地で発見した130年前の書物についての重要な事実をマスコミ各位に向けて発表した。
発表によると、発見された書物は「FRIDAYS」と言う名前で、複雑な古代文字で書かれているが実際の所は当時の大衆誌のようなものということだ。
書物には、著名な人物のインタビューやゴシップ記事などが書かれていると見て、現在翻訳作業を行っている所。
「興味深いのは」とケビンさんが一区切りつけて話し始めた内容によると、「FRIDAYS」の文章量の少ないページの翻訳結果に、1週間前の戦いで勇者候補生に倒された四天王「ダレルシャン」という名前が槍の名手としていくつか散見されていたということだ。
もしこれが、実在した人物のインタビュー記事であれば、四天王に昔は人間だった可能性があることになる。
ケビンさんは今後も何かが分かり次第、世界に向けて発信していくと述べた。