カルチャー

全国武具協会、武具工房MURAKUMOをビックマウスだとして批判。

昨日行われた武具工房「MURAKUMO」の記者会見について、全国武具協会の会長マッケネン氏が「ビックマウスも良い加減にして欲しい。MURAKUMOさんのせいで私達の工房にまで問い合わせが来て困っている。」と発言した。

「MURAKUMO」はグランドール王国の工房で唯一、全国武具協会に所属していない工房。

マッケネン氏は当初、その技術力を恐れ、流通に圧力をかけ協会に所属させようとしていた。だがここにきて、贔屓の客である勇者候補生のトラヴィス=クロフォードさんの活躍と共に、「MURAKUMO」の評判が鰻上り。流通に圧力をかけても、腕の立つ傭兵や騎士が、工房に直接赴きオーダーメイドで武具の製作を依頼するため、手がつけられない状態になった。

各工房からも、優良顧客ほど「MURAKUMO」に鞍替えしているとの苦情が入っており、協会そのものに対する不満の声もチラホラ。

マッケネン氏は最後に「彼らのやり方は詐欺も同然。協会で団結してMURAKUMOの暴走を止めなければならない。」と語った。