社会

勇者候補生のハサン氏、過激派組織と裏取引をした貴族5名を殺害。

16:10頃、過激派組織モルスと裏取引を行い、選抜試験運営局に圧力をかけたとされる貴族5名を勇者候補生であり、王国騎士団に籍を置くハサン氏(21)が殺害した。

宰相ポッツネン氏によると、今回殺害された5名の貴族はモルスから金品と稀少鉱物を受け取り、勇者選抜試験の最終試験の内容を、前線基地での実施試験に変えさせたとのこと。

ハサン氏は、「このような時に、我がグランドール王国を裏切るとは万死に値する。お望みどおり、私は戦地に赴くが、帰還した暁には、王国騎士団の名においてモルスを消滅させる。」と発言し、改めて選抜試験に参加する意思を表明した。

今回の一件は全てハサン氏による独断行為となっているが、モルスとの内通は国家反逆罪に該当するため、特例として罪には問われないようだ。