一週間連続で「スライムジェルの野草サラダ」を食卓に出された長女(9)が、母親に向かって「たまには肉が食べたい。」と抗議をしたところ、「だったら自分で狩りでもしてくればええやん」と母親である無職女性(42)が長女をグランドール王国東部にある草原に放置し、保護責任者遺棄の罪で対補された。
取調べに対して、無職女性は「自然の厳しさを教えたら、後で助けにいくつもりやったわ。」と供述している。長女の話では「ウチの娘ならゴブリンぐらい倒せるやろ。」と女性がゴブリンの好む芳香剤を服にふりかけた疑いがあり、捜査局は殺人未遂にもなるのではないかとして取調べを続けている。
なお長女は奇跡的にゴブリンを数体倒しており、交戦中に冒険者に助けられたことで事態が発覚した。