カルチャー

[前編]宝箱設置職人に聞く、やってはいけない宝箱設置、4つ

5月になり、皆さんお待ちかねの宝箱設置バトルの時期がやって参ります。そこで今回は、現役宝箱設置職人に聞いた冒険者のテンションを下げる、やってはいけない宝箱設置をまとめてみました、前編です。
1. 悪意がありありと見える設置
「特別大サービス!緋色の洞窟深層部に幻の金属オリハルコン封入の宝箱を5個設置。今すぐ冒険してゲットしよう!」という宣伝文句に興奮し、いざ洞窟に行ってみると、オリハルコンの宝箱の前には毒の沼、針地獄、レーザーバリア、火炎魔法放射装置、落とし穴、酸、凶悪な魔物数十匹が待ち構えており、どう考えても開封させる気がない設置。
さすがにこれは職人の皆さんもやってはいけないと思っているようです。

2. 迷彩宝箱
宝箱にダンジョンや洞窟、森の背景に溶け込むような塗装を施し、人の目につきにくくする設置方法。2年前に若い職人がこぞって取りいれブームとなりましたが、高齢の職人から宝箱そのものに細工をするのは設置芸として邪道として批判をうけたようです。

(後編へ続く)