本日15時、グランドール王国連続道具屋の娘殺人事件を解決したとして死霊探偵のフランソワ・ベーコン(32)さんが記者会見を開いた。
発表によると犯人は王国の首都にある武器屋の娘で、動機は「道具屋の娘」というステータスへの嫉妬だった。逮捕後武器屋の娘は、一昨年に流行ったドラマ「道具アートオンライン」によって道具屋の娘は美人で気立てが良いというイメージが根付いていたため、自分達が社会的に低く見られていると思い、許せなくなってやったと供述した。
どうやって犯人を見つけたのか、という記者からの質問に対しベーコンさんは、「フッ、いつも通り変わらないさ。殺害された道具屋の女の子を死霊魔術で蘇生させ、直接聞いたのさ。」と笑顔を見せた。
今回の事件でベーコンさんが解決した事件は23を越え、いずれも憲兵や魔法調査部隊より早く犯人を見つけている。
今年の秋には、ベーコンさんの新刊書籍「もしも道具屋の娘が天才・死霊探偵の『死霊魔術全書』を読んだら」が発売される予定で、今後も目が放せない。