先ほど、カンザ都市同盟の研究室に所属するザインシュタイン博士が戦闘力を測る携帯小型端末「ライザー」を発明したと発表した。
ライザーを使えば、未知の魔物に遭遇した際、おおよその敵の戦闘力を数値化して表示することができる。
また、人間に対しても測定可能なので例えば傭兵団がどれくらいの強さなのかもわかるようになる。
戦況の判断がより的確に行えるようになるため、分隊規模の指揮官には必携の品になりそうだ。
ただしライザーの測定値は、魔力、身体機能、気力そして魔導ネットワークによる評判など、総合的な解析を行って戦闘力を判断しているが、知識や経験、技術などは測定できないため、測定値が低いからといって必ずしも弱いわけではない点に注意が必要だ。
ライザーは、今年の秋ごろに商品化される予定で現在ゾンビテロ鎮圧に動いている連合軍にプロトタイプを支給してテストを行っている。
ザインシュタイン博士、戦闘力を測る装置を発明。
