政治

グランドール王、援助要請を拒否。

一昨日に伝えられた、ヴァリナス帝国からの援助要請をグランドール王が魔導通信による正式な文書で拒否をしたことが分かった。

公式に発表された文書によると”第三騎士団エレン=アルヴィナが生きている証拠がない以上、死地にグランドールの兵を送るのは、国益にならない。もちろん魔導通信を介してでも、彼女の生存が確認できれば援助するのは当然の義務である”とのこと。

グランドール王は事実上、聖騎士を見捨てたことによる諸外国からの批判より、国力を温存することが重要であると判断したようだ。