カルチャー

体操GHK杯、床で新技「分身・後方かかえ込み4回宙返り空中跳躍後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり」を発表。

体操・GHK杯兼世界選手権代表決定競技会(12日・グランドール体育館)――床運動でモッツァレラ佐藤(カナミスポーツ)選手が新技「分身・後方かかえ込み4回宙返り空中跳躍後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり」を披露し、見事優勝した。

既に世界選手権代表に内定済みのモッツァレラ選手は、記者達の前で新技を披露することを伝えていた。普段は寡黙でクールな印象のモッツァレラ選手だがこの日は違っていた。新技について聞かれると、まあ見ててください、と自信を見せ、にやりと笑った。

新技「分身・後方かかえ込み4回宙返り空中跳躍後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり」は、まず魔法で分身体を作り、動きを完全にシンクロさせた状態で後方かかえ込み4回宙返りを実施。着地前に魔法で足場を作りそこから2段ジャンプ。続けざまに2回宙返り1回ひねりを行い着地をする大技。

競技中、新技が成功すると観客席からスタンディングオベーションが起きた。この新技は「モッツァレラ」と命名され、J難度に分類された。