社会

独裁国家の後継者チャランポン、やむなく帰国。

独裁国家アギレム正規軍が、東セルヴィナ海域で遭難したとの知らせが届いた。これお受けて国防大臣チャランポン氏は、捜索隊を出すため転送魔法でアギレムに帰国した。

リオーネ姫との会食から一夜明けて、チャランポン氏は「姫よ、此度のことは残念なのじゃ。余は帰って、兵達を助けるのが大臣としての勤めなのじゃ。」と嵐のようにやって来て、嵐のように去っていった。

リオーネ姫は、ほっと胸を撫で下ろしながら、「アギレム軍の無事を祈っております。」とコメントした。

関係者の話によると、グランドール王国の宰相ポッツネン氏がリオーネ姫を呼びとめこういった。

「ご自分でも分かっていると思いますが、後で話があります。」