社会

勇者候補生のハサン氏、敵前逃亡した味方兵を3名殺害。神剣の生贄に。

モルガナ高原で魔王軍と交戦中のグランドール王国軍で事件が発生した。

圧倒的な物量で攻め立てる魔王軍を前に、敵前逃亡をおこなったグランドール王国軍の兵士3名を、勇者候補生のハサン氏が殺害した。

殺害に用いた武器は神剣「叢雲」という神器の一つ。叢雲は人の血を吸うことで切れ味が増すという特性があり、ハサン氏は「逃げのびて生きるくらいなら、私の刀の血肉になった方が国益になるだろうと。」と周囲に話した。

敵前逃亡は重罪だが、国民からは避難の声があがっている。