政治

馬車サービス、ペガサス偽装し2000万マニーの荒稼ぎ

王国騎士団は、昨日18時頃グランドール王国の首都トライゼンに本社のある馬車サービス「レンタ野朗」の真似田太郎取締役(57)を詐欺罪で逮捕したことを発表した。

発表によると「レンタ野朗」は、先月開始された新サービス「ホワイトペガサス馬車」に使用するペガサスを、偽装した普通の馬で代用してしていたようだ。偽装は馬に通気性のある特殊な白い塗料を塗り、コスプレ用の翼を装着させる単純なもので、飛行は運転手の魔法によって実現していた。

サービスは、めったにお目にかかれないホワイトペガサスに乗れるとあって大盛況となり、現在までで約2000万マニーを売り上げていた。反面、サービス開始当初から魔導ネット上では「多汗症の人はペガサスに乗れないらしい。」「乗ってきたけど、翼が動いてなかったぞwペガサスってどうゆう原理で空飛んでんのよ。」などとサービスを不審がる声があがっていた。

取り調べの中で、真似田太郎氏は「いや私は嘘は言ってないですよ。犬にねこって名前つける人いるでしょ。あれとおんなじね。ホワイトペガサスはウチの会社の馬の苗字なんですよ。私はホワイトペガサス・せつ子が一番のお気に入りでしてね。」と終始潔白を主張していた。