カルチャー

VR小説ってアリ?。120万部のベストセラー「ニート冒険記」に教授疑問。

本に魔法をかけて、ページをめくる毎に物語性のある幻覚を読者に見せていくVR(Virtual Reality)小説。昨年は大ヒットの年だった。書籍売り上げランキング上位3作品がVR小説で占められ、1位の「ニート冒険記」は120万部のベストセラーとなった。

魔法使いから作家に転向する者も現れ、出版業界では今後数年はVR小説の時代になるといわれている。

そんな中、第1回「本を読もう」シンポジウムで登壇したエリクシル大学教授モフィアス・リフト氏(53)が発した言葉が、話題になった。

リフト氏は、VR小説が魔力に頼って文章としてのレベルが低くジャンクフードのような作品であると断言。続けて、あれは小説ではない!洗脳行為の一種であると発言すると会場から拍手が巻き起こった。

なお、リフト氏の著作、「大学教授の俺が勇者になったらハーレムすぎて逆にツラくなった件9巻」は今月末に一神社から発売予定となっている。